気になる肝斑を身体の内側から改善して1トーン明るい素肌へ
肝斑とは
肝斑は、主に頬骨上や眼窩(目の周り)、鼻下、額などに左右対称に、もやもやと広がる薄茶色のシミです。日光黒子(老人性色素斑)やソバカスのように境界がはっきりしておらず広範囲に広がっていることもあるため、顔全体がくすんで見えることもあります。
肝斑が発症しやすいのは30代~40代の女性で、症状が見られるのは大体50代後半までです。閉経を迎えてホルモンバランスが落ち着いてくると薄くなったり消えたりします。
■肝斑の原因
肝斑ができる原因は完全には解明されていませんが、主に女性ホルモンバランスが影響していると考えられています。というのも、肝斑を発症するのが妊娠や経口避妊薬(ピル)の服用、ストレスなどにより女性ホルモンのバランスが乱れるタイミングと一致していることが多いためです。
また、紫外線や摩擦刺激、誤ったレーザー治療や光治療により悪化する(色が濃くなる)こともあるので注意が必要です。
■肝斑治療の基本
肝斑には、炎症抑制効果や色素沈着抑制効果をもつ『トラネキサム酸』が有効です。
シミのもと(メラノサイト)に有効成分を着実に届けることができるトラネキサム酸含有薬の服用が肝斑治療の基本となります。
トラネキサム酸は肝斑に有効な薬剤ですが、女性ホルモンに影響を与えるようなホルモン剤ではありません。また、長期的に服用しても副作用発現のリスクが低い薬剤です。
ボヌールの肝斑治療
肝斑治療セット
当院ではトラネキサム酸に加え、皮膚の新陳代謝を高めたり、メラニンの生成抑制や排出促進効果のあるビタミン剤を2種類処方します。
また、『トラネキサム酸イオン導入』(※イオン導入のリンク貼る)をセットで行い、外側からもアプローチして透明感のある素肌を目指します。
FAQ よくある質問
Q どのくらいで肝斑がなくなりますか?
肝斑に対する効果をご実感いただけるタイミングには個人差がありますが、早い方ですと服用開始から2~3週間でくすみ感が減少し、肌色が1トーン明るくなるのを感じていただけます。
1か月くらい経つと、ほとんどの方が“肝斑が薄くなった”と実感されます。
Q 何か月くらい治療を続ければいいのですか?
治療開始から1か月ほどで多くの方に肝斑の改善が見られますが、残念ながら肝斑は非常に再発率が高く、服用をやめてしまうと元に戻ってしまうケースが多いシミです。
そのため、当院では最低でも3か月間は治療を継続していただくことをお勧めしております。
再発予防のために3か月以降も治療継続を希望される場合は、肝斑の状態に合わせて内服薬の処方量を変更しております。(そのため4か月目以降はご料金が変わります)
Q 顔以外のシミも治療できますか?
手の甲や背中などのシミ(老人性色素斑)にも効果がありますが、お顔とは皮膚のターンオーバーサイクルが異なる、紫外線の影響を受けやすいなどの理由から、ご満足いただけるような結果が期待できない場合がございます。そのような場合は治療をお断りすることもございますが、一度ご相談ください。
Q 長期間にわたって薬を服用して悪影響はないですか?
当院で処方している肝斑治療薬は、長期的に服用しても副作用リスクが高まる可能性が低い薬剤ですが、継続して服用している方には、3か月おきに血液検査を無料で実施し、副作用出現の有無を医師がチェックしておりますので、ご安心いただけるかと思います。
Q 肝斑以外のシミにも効きますか?
肝斑治療セットでは、シミの原因であるメラニンの生成抑制や排出促進効果のある内服薬も処方しておりますので、肝斑以外のシミに対して全く効果が期待できない訳ではありませんが、シミの種類によっては『フォトフェイシャルM22』(※リンク貼る)など別の治療のほうが有効な場合がございます。シミの状態に合った治療法をご案内させていただきますので、ご相談ください。
ご料金
メニュー | 1回 |
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内服30日分+トラネキサム酸イオン導入1回 1~3か月目 | 各10,000円 |
内服30日分+トラネキサム酸イオン導入1回 4か月目以降 | 各8,000円 |